求人対策

求人票の書き方セミナー

ハローワークを上手に活用しよう!

来春卒業する大学生・大学院生への大手企業の採用選考が1日、「解禁」された。面接などの採用選考は経団連の指針の見直しで昨年より2カ月前倒しとなり、今年の就職活動は「短期決戦」。学生に有利な売り手市場の中、さらに企業が選考を早める動きもあり、慌ただしい就職戦線となっている。

これは平成28年6月1日付、新卒採用解禁を報じる朝日新聞の記事です。

採用活動のスケジュールが前倒しとなったことで、学生は大手企業優先で就活を行っています。中小企業の人材確保への影響は、ますます大きくなっています。

中小企業が採用活動を行う際、真っ先に考えるのは“ハローワークの活用”でしょう。ハローワークでは、

  • 無料で求人を出すことができる
  • 助成金対象求人にすることができる
  • インターネット公開求人にすることで、多くの求職者の目に触れることが可能
  • 全国を対象とした求人も可能

といったメリットがあります。
みなさんは、ハローワーク求人を上手に活用していますか?

職種や仕事内容、必要な学歴、賃金、選考方法など、求人票に記入しなければならない項目が多岐にわたるため、一度書いてしまうとなかなか修正しようという気になりません。ついつい“先例にならい”、いつも代わり映えのない求人票になりがちです。

しかし、求人票を侮ってはいけません。求人票をうまく工夫することで、応募する人材が大きく変わってくるのです。

求人票のココが見られている

求める人材に出逢えるような求人票を記入するにはコツがあります。その前に、求人票はどの部分がもっとも見られているか、ご存じでしょうか?

アイトラッキングアイトラッキングと求人票左の図でみると、求人票上で赤くなっているところが、求職者からじっくり見られている部分となります。もっとも赤くなっているのが、「仕事の内容」欄です。求職者は「仕事の内容」や「職種」の部分を注目していることがわかります。

これはアイトラッキングという手法を使って調査したものです(2011年、労働政策研究・研修機構による)。視線が長くとどまる部分が赤色で示されます。

求人票の注視時間一方で、「賃金」の項目が意外に赤くなっていないこともわかります。賃金に関しては、左の「求人票における30代以下と40代以上の注視時間」で詳細を見ても下位となっています。

求職者は、賃金よりも仕事の内容を重視していることが、ここからもうかがえます。

良い人材が集まるかどうかは求人票の書き方で変わる

「ハローワークインターネットサービス」で他社の求人票を検索してみてください。なんだかそっけない、事務的な文章が並んでいませんか?それとも、他社の求人と比べるとわが社は劣っていると感じるでしょうか?

あなたが目にした求人票には、先のアイトラッキング調査にあったように、仕事の内容や職種がわかりやすく書かれていますか?

  • 会社の特長
  • 仕事の内容
  • 職場環境

応募者がほんとうに知りたいと思っていることが、しっかり伝わっているでしょうか?
求人する会社側にしか分からず、応募する求職者にはチンプンカンプン。そのような求人票が多いのです。

求人票をいかに上手につくるか。求人票を見直しませんか?
求職者が知りたい情報が伝わるように、書き方を工夫することで、求職者の質も量も大きく変わるのです。