ホワイト企業®︎の知られざる過去

現経営者・大泉の子供の頃

子供の頃は、電車の写真を撮るのが好きな鉄道少年だった。
将来の夢は、大好きな「特急とき」の運転手になること。

初めてのアルバイト

父が自営で家具(座卓)屋をやっていて、高1の夏休みにアルバイトで仕事を手伝う。
さらに、冬休みに郵便局の年賀はがき配達のアルバイトをし、貯めたお金でONKYOのミニコンポを買う。

就職活動

大学4年時に、茨城県内の企業に絞って就職活動を行うものの全滅。
知人の紹介で、水戸市内の建設会社に入社。仕事の内容は営業。
夜は、お客さんの接待。夜の時間帯に仕事をしていたものの、残業代が全く支給されていなかった。本屋に行って、労働基準法の本を立ち読みし「これでいいのだろうか?」と疑問を持ちはじめる。しかし、会社へ言い出す度胸もなく、退職を決意。
そして、辞める当日に退職願を持っていく。
上司から「退職願は少なくとも30日前に出すものだ!」と助言をいただき退職。
会社も会社だが、常識のない自分も自分。
辞め方のルール(常識)も知らない、僕のようなダメ社員が、まさか社労士になるとは…。

資格との出会い

大学の休みの日に、東京世田谷の下宿から実家へ帰ってくると、父が宅建試験の本を持ってきて「これからは資格の時代だ!」と言って渡してくれた。
かねがね父は、晩酌の際に酔うと「俺は座卓屋の荷物担ぎで、資格も何も持っていない!」と口癖のように言っていた。
今振り返ると、何とかお前に資格を取ってほしい!というメッセージだったのだなと。
結果として、父の想いに応えることができて良かった。

転職から天職にめぐりあう

建設会社を退職した後、半年ほどフラフラして、水戸市内の司法書士事務所に転職。
転職した年の秋の宅建試験に合格。資格を取る人生のスタートの年となる。
詳細は、ホワイト企業®︎のスタッフはこんな資格を持っています!へ。
しかし、ダメ社員はここでも…。
寝坊で遅刻は当たり前。社用車の手入れを怠りブッ壊す。
登記申請書を管轄違いの法務局へ提出し取り下げ…。

それでも、所長が温厚な人だったので「今日は飲みに行くか?」と失敗のことをあまり言わず、(我慢強く)僕を雇い続けてくれた。
しかし、事務所の方針として
「いいか大泉、30歳までには独立するんだぞ!」と言われていたので、
司法書士試験を受験。しかし、難しすぎて1度の受験で断念。
30歳までに、司法書士以外の独立型資格を取らないとマズイと思っていたところ、知人が社労士の勉強をしていて「将来性がある!」と言っていた。
「そんなもんか?」と思いながら調べてみると…。顧問契約という文言が登場。
「あっ、これはいいじゃん♡♡♡」と受験を決意。
社労士の受験勉強を始めた時に、『うかるぞ社労士』という受検教材を使用していたが、その教材の名前に“も”を書き加えて、『もうかるぞ社労士』にして、やる気を高めていた。
そういうよこしまな気持ちが災いしてか、今のところ、儲かっていない(泣)

開業当初

自己資金ほぼゼロ。300万円を当時の国民生活金融公庫から借りて開業。
売り上げもなかったので、経費と生活費が出る一方。
どんどん残高が減っていく。マズイ…。
いくら通帳をながめていてもお金は増えない…。
そんな時でも、カミさんが実家から米や野菜等の食べ物をもらって来てくれたり、お世話になっている専門家の先生が「米持っていけ~」と援助してくださって何とかしのぐ。今でもカミさんは、開業当初の右の通帳をながめてポロポロ泣いていることも…。

初めてのお客様

初めてのお客様。従業員3人の会社で月額顧問料1万5000円!
嬉しかった~。
開業まもない時から、可愛がって下さっているお客様に言われた言葉。
「いいか大泉、どんなに儲かっても高級車に乗ってウチに来るなよ」
今でも、そのお客様の言葉を忠実に守って、乗っている車は、商用車のハイエースバン(笑)これで、万が一災害にあっても、しばらく車内で暮らせる。

お客様のピンチ

顧問先A社
「勤務態度がヒドイ従業員がいるのですが、なんとかなりませんか?」とご夫婦で疲れきって、泣きそうになりながら事務所へ来所。
よくよく話を聞いたら、就業規則が無い。
「よし、就業規則を作りましょう!」とご提案。
その後、問題従業員にお引き取りいただき無事解決!
お礼に「大泉先生、飲みに行きませんか?」としこたま飲ましてもらう(笑)

顧問先B社
「労働基準監督署から呼び出しの通知が来ました。初めての経験で…対応してもらえませんか?」
不安でいっぱいのB社長。
「心配しないでください。僕(大泉)も一緒に監督署へ行きますから…」
監督官から是正勧告を受けるも、指定期日通りに無事解決!
「大泉先生、飲みに行きませんか?」としこたま飲ましてもらう(笑)

顧問先C社
「ウチの管理職の下で働く新人従業員が辞めてしまうんだ。大泉さん何とかならない?」
「C社長、まかせてください。僕、もともと体育会系のキャプテンですから…。人前でしゃべるのは得意ですよ」
C社の講師として、継続的に管理職研修を導入。
C社長のご紹介で業界団体の講師の仕事を定期的にいただく(感謝)

初めての従業員採用

開業当初は、従業員を雇っていなかった。というより、雇う余裕がなかった。
ある時、顧問先のD社長から
「大泉さんは、人を雇っていないから私(社長)の気持ちが分からないんだよ!」と
言われ、社長の気持ちに鈍感だった!と気づく。
この経験から、開業5年目で初めて従業員を採用する。
採用することができて、とても嬉しかった。と同時に、従業員を雇う難しさも経験する。
採用した従業員は5年半勤務してくれたのですが、方向性の違いから退職。
今ならもう少し、条件や待遇を良くしてあげられたかも…反省、反省、反省。
そして…初めての社会保険労務士の採用。
すごく明るい性格で、電話の対応がとっても上手。

彼の名は、金澤佑紀(かなざわゆうき)。詳細は、プロフィールへ。
それから、忘れてはならないもう1人が…カミさん。
自分(大泉)は、数字の入力や計算が遅いけど、会計事務所出身のカミさんは、キーボードも電卓も見ない。まさにマッハ級のスピード。
自分で入力業務をやると、酒が飲めるのは夜10時からになってしまうが、カミさんがやると18時から飲める。
最近は、代表の座を奪われないかヒヤヒヤしている。

すごく儲かっている事務所とホワイト企業(ウチ)との違い

すごく儲かっている事務所 ほどほど繁盛・・・ウチ
大人数(人件費が大変) 少人数(利益は適度でよい)
付き合い多数(会合多し) 誰とでもすぐ飲める(飲みすぎてしまう)
お客多数(すぐ会えない) お客ほどほど(すぐ会える)
オンラインセミナー(一律に対応) リアル少人数セミナー(個別事情に対応)

こんな社長/代表でありたい

かつての僕のようなダメ社員から経営者を守る恩返しがしたい。
この人に相談すると、難しく考えていたこと、難しいと思っていたことが
「あっ、そうゆうことなのね」と
経営者の心も身体もスッと軽くなるような存在でありたい。

こんなお客様と一生お付き合いしたい

「茨城でいちばん大切にしたい会社」=ホワイト企業7か条を満たしている会社
または満たそうという意欲のある会社と一生お付き合いがしたい。
こんな会社が1社でも増えることを願って、今日も酒を飲む仕事をする。

ホワイト企業7か条

一、 ホワイト企業とは、従業員に堂々と就業規則を開示できる企業をいいます。
一、 ホワイト企業とは、従業員の労働条件を向上させる企業をいいます。
一、 ホワイト企業とは、従業員の定着率が高い企業をいいます。
一、 ホワイト企業とは、従業員の健康を大切にする企業をいいます。
一、 ホワイト企業とは、従業員とその家族に「この会社で働くことができて本当に良かった」と思われる企業をいいます。
一、 ホワイト企業とは、取引先に「この会社と一緒に仕事ができて本当に良かった」と思われる企業をいいます。
一、 ホワイト企業とは、地域住民に「この会社があって本当に良かった」と思われる企業をいいます。

ホワイト企業はホワイト企業株式会社の登録商標です