パリ五輪(フェンシング)
茨城県水戸市の社会保険労務士、大泉敦史です。
皆さんご存じのとおり、今回のパリオリンピックで
フェンシング競技がメダルを量産しました。
オイラは、高校生のときにフルーレを中心に
大学1年から30歳になるまでエペを中心に
フェンシング競技を行っておりました。
(↑1993年米国でのエペの試合)
今回のパリオリンピックでは、フルーレ男子
団体金メダル、エペ個人男子金メダル
エペ団体銀メダル…。
フェンシング競技に関わって来て、
これほどうれしいことはありません。
さらに…。水戸市出身の永野雄大選手が
フルーレ団体金メダルに貢献する大活躍を
見せてくれ、思わず涙が出ました。
ちなみに…永野選手が中学生の時まで
同じクラブで一緒に剣を交えていました。
(フルーレ用のメタルジャケット
↓事務所内にかざっております)
上の写真は、にぎり(グリップ)の部分が
ピストルの様な形になっているエペ剣です。
相手の剣を捉えて攻撃したり、接近戦などに
向いているにぎりです。エペ個人で金メダルを
獲得した加納虹輝選手が使用しているグリップです。
一方で、間合い(距離)を取りながら戦う
スタイルに向いているのが、下の写真の
フレンチというにぎりです。
にぎり(グリップ)の部分が
直線の棒のような形になっています。
相手との距離を取るために、棒の端っこを
持って剣を長く使うことも可能です。
エペ団体のメンバー見延和靖選手が
使用しているグリップです。
ちなみに…エペ剣のお値段は、いくらかといいますと…。
剣のフルセット(一本の剣を構成する道具すべて)で
ピンからキリまでありますが、一本あたり2万円から
4万円ぐらいです。試合中に剣が折れることや
故障することもありますので、常に予備剣は
2~3本は持っていなくてはなりません。
さらに、マスク、防具、靴、靴下、手袋、専用の電気コード
防具を入れる専用のバッグ等、一部日本製もありますが
ほぼ外国製(ヨーロッパ)なので、基本的に値段が高いです。
(親が大変です)
少々、お金がかかる競技ですが、今回のメダル量産で
競技人口が激増することを期待しております。