久高島
茨城県水戸市の社会保険労務士、大泉敦史です。
茨城県独自の緊急事態制限が、2月末に解除。
3月中旬に、茨城空港から那覇空港を経由して
沖縄県の久高島ヘ行ってきました。
目的は、研修会への参加です。
久高島は周囲8キロの細長い島で、沖縄本島から
高速船又はフェリーに乗って、15分~20分程度で
行ける距離にあります。
久高島は、沖縄にある島々の中でも、存在そのものに
深い意味がある島です。というのも…。
ここは、琉球が誕生したとされるきっかけの神アマミキヨが
天から舞い降りてきた島で、沖縄はこの島から始まったと
されているからです。島内には至るところに神聖な場所が点在し
今なお信仰の対象として大切にされています。
また、島の土地は神様からお借りしているものであり
私有という概念がありません。
(土地の使用権を得て耕作、住居に使用している)
この久高島には、伝統料理があります。
なんと「ヘビ汁」です。
エラブウミヘビという海蛇を使った汁で
「イラブー汁」といいます。(写真の左上)
滋養強壮の薬膳として珍重され、琉球王朝時代は
庶民の口に入るものではなかった貴重なスープ。
興味津々で飲んでみましたが、うーん???
なんとなく、体に良さそうな感じがしました。
沖縄本島から近いので、日帰りでも行ける島なのですが
今回の目的は研修会への参加。午前の早い時間帯に上陸し
丸1日研修というスケジュールでしたので
民宿に泊まりました。
(上の写真 やどSAWAに宿泊)
SAWAの女将さんが、とても不思議な方で
「また、次に来た時に神様のお話をしてあげるね」と
おっしゃっていました。
久高島は「呼ばれた人しか行けない島」ともいわれており
「もしかして、オイラは…もう1度呼ばれている?」
かもしれません。