私の履歴書(後編)
茨城県水戸市の社会保険労務士、大泉敦史です。
社会人1年目は、コネで水戸市内の建設会社に
入社しましたが、半年足らずで退職。
その当時は、6ヶ月間雇用保険に加入していれば
自己都合退職でも、失業手当が受給できました。
(現在は、1年間必要です)
そんな制度のことを、全く考えずに退職したため
失業手当は受給できませんでした。その後…
6ヶ月間の空白期間を経て、水戸市内の司法書士事務所に転職します。
裁判所や検察庁、法務局等に提出する書類の作成提出などを行います。
また、法務大臣から認定を受けた認定司法書士は
民事保全、和解、調停などにおいて当事者を代理することができます。
高校時代から社会人2年目まで、全く勉強に縁のなかった男が
何を血迷ったのか?法律を扱う仕事に就くことになります。
司法書士試験も受験しましたが、オイラの能力では
永久に合格はできない試験!とあきらめます。
六法全書はろくに読まないけど、金融と法律の漫画
「ナニワ金融道」は、実務の参考にしていました。
司法書士はダメでも、
オイラが「手に届きそうな国家資格はないか?」
ということで、行政書士試験に挑戦することになります。
関する書類の作成、提出手続、行政書士が作成した
作成に伴う相談などに応ずる専門職です。
行政書士試験に挑戦を始めたのが、平成9年。
それから毎年受験して、平成14年に合格します(6回目)
実は、この行政書士と平行して平成11年から受験していたのが
社会保険労務士でした。こちらは、平成12年に2回目の受験で合格!
「2回で受かったよ~♡俺って、社労士のセンスあるんじゃね~」
というノリで、平成14年に司法書士事務所を退職して
社会保険労務士事務所を開業します。
開業したものの、社労士の実務経験は全くありません。
というか、お客様がほぼゼロに近い状態だったため
経済的に困窮していきます。そんなとき、友人の奥さんが
東京の資格受験専門校(日本マン◎◎-)で働いていたので
模擬試験テストの添削の仕事をまわしてもらいながら
何とか食いつないでいました。
そんなこんなで、開業から数年は専門性等
まったく無い社労士でした。転機が訪れたのは…
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このお方と出会った5年目頃からです。
愛知県名古屋の社労士北見昌朗先生。
賃金のことならこの人というぐらい有名なお方です。
北見先生の猛特訓を受けたお陰で
「中小企業の労務管理は、オイラに任せてね」と
心の中でつぶやけるぐらい成長したような気が…。
ただし、自己評価ですが…。