ホワイト企業(後編)
茨城県水戸市の社会保険労務士、大泉敦史です。
前編で岐阜県の未来工業を見学したことをお伝えいたしました。
今回は、その続きになります。
創業者の亡き、山田昭男氏が次のようにおっしゃっていました。
「未来工業の製品には、日本初がたくさんある。皆、既存の製品に
ちょっとした工夫を加えただけだ。でも、その工夫によって
日本初になった途端に、たちまち先手必勝の法則がきいてくる。
売れているモノをそっくり真似して
同じモノを売ろうとするだけなら何も考えなくていい。
ただその場合、同じモノを出しても売れるわけがないから、
値段で勝負するしかなくなる。つまり、値段を下げて、
不毛な価格競争に巻き込まれて
結果、自分の首を絞めることになる。
大切なのは、頭を使って考え、どんな工夫を加えるかだ!
まず「当たり前」を疑ってみる。そして、常に考える。
とても、いい視点ですね!